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長野市信州新町から西に、ひと山隔てた場所にある集落=信級(のぶしな)地区。
かつては1300人の村民が暮らし一つの村として栄えましたが、現在は約60戸約120人まで減ってしまった過疎化と高齢化が進むいわゆる限界集落です。
でも信級には、山村のどかな景観やおいしいお米や野菜、そして元気なお年寄りたちの身についた暮らしの知恵、地に足の着いた生命力が満ちています。そんなのぶしな地区を活性化すべく活動するのぶしなカンパニーから羊毛 が届きました。
食肉用に飼育されているサフォーク種。実は羊毛も広い用途で使えるのです。
日本の羊牧場のほとんどは肉をとるだけで、羊毛は不燃ごみ扱いのところが多いのが現状・・・。
当工房では、その羊毛を洗毛後、染色、カーディング、紡ぎを行い、さまざまな織りや編みの製品に活用しています。
▶︎のぶしな地区にて夫婦運営で主に繁殖を行う
島田緬羊牧場。 最大時20数頭を飼育。
◀︎今まで廃棄処分になっていた羊毛。
油やゴミまみれの毛もせっけんと温湯で洗うとこの通り!
作業には、職場体験でやってきた 鎌倉市内の中学生も参加してくれています。
▶︎毛の段階で化学染料/植物染料で染色。糸車で紡ぎます。
バルキーで軽いサフォークの糸は用途が広くて使いやすいです。
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